貴重な裁判事務の実務経験が積める
日本最大級・全国展開型の
総合法律事務所
貸金業法改正後、完全施行されてから10年が経過しようとしています。司法書士におけるクレサラ分野の役割が、「任意整理・過払い」から今後は「自己破産の本人申立について書類作成代理から支援する役割」へ変わってきます。
そして、これからの自己破産及び民事再生の申立書類作成の技術は、当事務所での実務経験で磨きをかけることができます。日本で屈指の大規模事務所のデータベースには情報があふれています。同時廃止・少額管財の別・民事再生特例ありなしの別に応じて、教科書にない自己破産と民事再生申立の支援方法を学ぶことができ、間違いなく司法書士業務の中核を占める様々な経験をする場がここにあります。申立から免責許可までのプロセス・申立テクニックは現場業務を通じて学ぶことができ、自己破産民事再生の申立書類作成分野の知識を増やし自分のものにすることができます。
「交通事故」の分野においても、司法書士の役割があるのをご存知でしょうか。物損事故だけではなく、等級認定が取れなかった被害者の方(等級認定非該当)も、あなたの法律知識で救うことができます。請求額140万円以下の案件については、積極的に自ら示談交渉を行い、交通事故の被害に遭われた方のために、簡裁代理権を使ってみませんか。
もちろん、交通事故分野においては、充実した研修制度と、司法書士に対する弁護士費用特約の支払いの仕組みなど、絶対知っておかなければならない実務経験を、圧倒的に積むことができます。
令和元年6月6日、司法書士法及び土地家屋調査士法の一部を改正する法律(令和元年法律第29号)が成立し(同月12日公布)ました。そして、その第1条として、司法書士の使命感として、従前の『登記、供託及び訴訟等に関する手続の適正かつ円滑な実施』としての使命規定から、『登記、供託、訴訟その他の法律事務の専門家』としての使命規定へ改正がなされています。
これは、国民や時代の流れによって、司法書士に『法律の専門家』としての役割がさらに期待されていることといっても過言ではありません。
<参考>
改正後(新)司法書士法(司法書士の使命)
第一条 司法書士は、この法律の定めるところによりその業務とする登記、供託、訴訟その他の法律事務の専門家として、国民の権利を擁護し、もつて自由かつ公正な社会の形成に寄与することを使命とする。
未経験者、登記の実務を経験している
司法書士の先生方へ
想像してみてください。ある日、依頼者が司法書士の先生であるあなたの事務所に、任意整理をお願いしたいと依頼があったとします。債権者であるそれぞれの消費者金融や信販会社が任意交渉して認めてくれるであろう、おおよその分割回数を事前に理解していないと、適正な原資計算ができないでしょう。
また、任意整理で依頼を受けていた依頼者が、職を失い、継続して支払いができなくなったとします。司法書士の先生である、あなたを信頼し、引き続きそのまま破産申立(本人申立)をお願いしてきました(よくある話です)。
そのときに、破産申立ての同時廃止・管財事件の別、個人民事再生の知識がないと、頼りにされている依頼者に適切なメニュー選択のアドバイスを提示することができない事態だってありえます。
想像してみてください。交通事故の依頼を受けた時に、弁護士費用等特約は保険証券のどこを見れば、わかるのか、司法書士の報酬も射程範囲なのか?それを使うことを依頼者に適切にアドバイスできますでしょうか?
大丈夫です。これらすべてを解決できるステージが、アディーレにはあります。 これから期待される、司法書士の『法律の専門家』としての責務を適切に担うべく、ワンランク上の司法書士を目指しませんか。
まずはご応募ください。ご来所の折には、所内もご案内しますので、先生が活躍できる職場であることを実感していただけると思います。当事務所で経験を積み司法書士としての業務の幅が広がる環境があることを、ぜひご自身の目で確かめてください。
当事務所で司法書士の役割変容の潮流にいち早く乗り、また、将来の開業に役立てませんか。
司法書士訴訟実務教育担当
弁護士より
簡裁代理取得しても、いきなり実務をスタートすることはできませんが、当事務所では、法廷での作法、認否の仕方などの基本から要件事実・事実認定などもしっかりと教育します。
弁護士が直に要件事実を教育するというシステムは、司法書士事務所では経験できないと思います。また、弁護士を目指している方は、予備試験のステップアップとして就業しながら、提携しているLEC(東京リーガルマインド)の司法試験講座を受講(割引価格で受けられます)という方法もあります。
まずは、司法書士として簡裁代理取得後、弁護士にも負けない訴訟技術を身につけることを目指しませんか。
Interview
司法書士インタビュー
高度だと思いました
環境が整っています
- 所属部署
- 池袋本店
- 入社年
- 2006年入所
- 所属部署
- 福岡支店
- 入社年
- 2010年入所
司法書士事務所では絶対に経験できないような経験を
多く積むことができます
具体的にどのような業務を行っていますか
山口入所当初、当事務所は債務整理のみを取り扱っていたこともあり、任意整理の和解計画案を立て、140万円以下案件について貸金業者と交渉を行い和解する業務、また、時に過払い金の返還訴訟に出廷業務をしていました。
それから約3年後、事務所が交通事故の案件を新規の部門として立ち上げたときに、それに応じて交通事故の案件を扱う部署に異動になりました。こちらも総慰謝料額140万円以下の示談のとりまとめを、相手方保険会社の担当者と交渉するといった業務を行いました。
その後、労働事件(請求額140万円以下の残業代請求や労働審判書作成業務)、家事事件((被)請求額140万円以下の慰謝料請求や訴状作成)と経験させていただき、現在は家事事件と交通事故の事務局側の責任者になって、弁護士とともに、労務管理、経営管理をしています。
新海債務整理の相談業務を行なっています。具体的には、相談者から負債、資産、家計の状況を聴取し、相談者が希望する解決方法と客観的状況から導かれる妥当な解決方法との摺合せを行ない弁護士に聴取した内容を引継ぎする、という業務です。
やりがいを教えてください
山口個人事務所と比較して担当する事件数が圧倒的に多いので、司法書士事務所では絶対に経験できないような経験を多く積むことができますね。また、当事務所の案件の全体の流れは分業制となっています。分業制というと「部分的な経験しかできないのでは?」と直感的には思うかもしれませんが、有資格者は事務員が取得した添付資料や証拠などをもとにした訴状・各種申立書の作成や、和解金・示談金のジャッジをするので、全体的な分業制の流れのなかでも、案件全体に対しての必要十分な経験を積むことができます。
新海問題を抱えて困って相談に来られた方が、安堵の表情で帰宅される姿を見られた時にやりがいを感じます。また、相談後のアンケートに「説明がわかりやすかった」「丁寧に対応してもらって安心して依頼することができた」等お褒めの言葉を書いて頂けたときは単純にうれしいです。
たくさんの弁護士や事務局の方と
関わりながら
幅広い仕事が
経験できると思い入所を決めました
アディーレを知ったきっかけを教えてください
山口ホームページですね。今思えば、10数年前のあのときの僕ですら、アディーレのホームページにアクセスして応募したわけですから、その時も、アディーレの人気と集客力は、ものすごかったんだなと思いました。
新海もう10年位前になりますが、確かホームページと電車内の広告でアディーレのことを知ったと思います。
アディーレへの入所を決めた理由はなんでしょうか
山口実は、もともとは開業する予定でした。入所前に、登記事務所で登記業務を半年間経験し、アディーレである程度の債務整理の経験(「貸金業者の電話交渉って怖いのかな」「和解ってできるのかな」「利息って本当にカットできるのかな」「集客ってどうやっているのかな」を知ったら)をしたら、過払いマーケットにつっこんで、即独立するつもりでした。が、当時の急成長していた事務所の経営を目の当たりにして、とんでもない感銘を受け、開業に至らずで現在もお世話になっています。
新海非常に規模の大きい綜合法律事務所だと認識していたので、たくさんの弁護士や事務局の方と関わりながら幅広い仕事が経験できると思い入所を決めました。
事務所の組織化や業務の効率化が
されており
各事件の管理体制は
一般の個人事務所より
高度であると思いました
入所前と入所後でアディーレのイメージはどのように変わりましたか
山口事務所の組織化や業務の効率化が想像以上にされており、各事件の管理体制は一般の個人事務所より高度であると思いました(自分が経験した、司法書士の個人事務所レベルだと、そもそも教育体制や評価基準など主観であいまいな部分が多く、労働環境も決していいものとはいえませんでした)。
業務の流れは分業制ということもあり、それぞれの分野でレベルの高い事務員が多くいますね。入所当初は、ただ資格を持っているというだけで、よほど自分の方が仕事のレベルが低いと思ってしまいました。
でも、これはどの司法書士でも通る道で、いわゆる「番頭」と言われるベテラン補助者を「いつかは抜いてやる」という気持ちは法律事務所に入所しても変わらずに持っていましたし、当時、自分も勉強しなきゃという気になり、切磋琢磨しながら成長できました。今では多くの事務員からの質問先となっています。
新海私の場合は入所から現在まで顧客相談部所属で債務整理のみ担当しているのですが、結果的には一つの業務に関して専門性を高めるということになり、こういうケースもあるのだなと思いました。ただ、同じ仕事を任せて貰えるというのは、現在の業務に対する一定の評価があってのことだと考えてますし、ありがたく思っています。
たくさんの弁護士の先生や事務局の方達と関わりながら仕事をするという点に関しては入所前のイメージと一致しています。当事務所の弁護士は、昔から話しやすくまた気さくな方が多かったせいか、知らないことでもすぐに教えてくれていましたね。たまに、一緒に飲みに行ったりもしますよ。
弁護士や事務員と
チームで動けるので心強いです
事務員との関係はどうでしょうか。質問などの対応で大変だったことなどありますか
山口特に上下関係はないと思っていますし、フラットな感じだと思います。難しい質問も受けているので、文献や判例の調査をしたり、悩ましい問題もありますが、弁護士や事務員とチームで動けるので心強いです。弁護士も質問しやすく、「弁護士ってなんか怖い」「教育とか厳しそう」というイメージが、ほんと一転しますよ、うちに入ったら。しかも、この間も、普通に交通事故の専門の弁護士の先生と、L'Arc-en-Ciel縛りで、カラオケも行ったばかりですよ(笑)。
新海大変だと感じたことは特にありませんが、アディーレの場合、事務員の方々もたくさんの仕事を受け持っているので、なるべく業務が円滑に進むよう、事務員の方々の立場にも配慮をしながら業務にあたるよう心掛けています。
弁護士との関係はどのような感じでしょうか。実務指導など丁寧に教えてくれますか
山口弁護士事務所なので、和解・示談金についての最終的な判断は弁護士にお願いしていますが、あくまでお互い分担された役割が違うということだけなので、やりにくさ等もないですし、適切な指示をもらっています。それ以外でも何かあったときは相談をして、その都度適切な回答をもらっています。弁護士の中でも、出廷のない日などは、私服の弁護士の先生もいて、この前なんか、まちがえて、「どこの所属の事務員ですか?」と聞いちゃったこともあるくらいです(笑)。とにかく、めちゃくちゃフランクです。
新海アディーレの弁護士の先生は、入所前のイメージと全く違って、フランク・やさしい・親しみやすいと感じることがとても多いです。一言でいうと和気あいあいとしています。話しやすい方が非常に多いので、実務上生じた疑問などでも、こちらからお願いすればもちろん丁寧に教えてくださいます。
2017年10月に業務停止になって、司法書士として、どのような印象を受けましたか
山口処分自体は、それを評価する立場ではないので何も言えませんが、結果として、受け皿のないまま当時の依頼者との契約を解除せざるを得なくなったことは非常に心が痛みました。
だからこそ、事務所全体でその反省点を生かし、業務再開後にはコンプライアンス室という部署ができ、あらゆる広報物のリーガルチェック体制ができています。
新海司法書士としては違反行為に対してペナルティが与えられたということで、当該行為に対する評価の妥当性の問題であり、懲戒権者は業務停止相当と判断したのだと理解しました。依頼者の方にはご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんでした、という気持ちでした。当事務所の認識不足に起因する出来事であり、依頼者の方に何ら非はございませんでしたので。
司法書士のすべき業務に
集中できる環境が整っています
業務停止後もアディーレに在籍しているのはなぜでしょうか
山口業務停止を受けた事実(景表法違反)については重く受け止めなければいけませんが、自分がアディーレの中でこれまでしてきたことは間違っていないし、依頼者にとって利益のあることをしてきたと思っていましたので、業務停止がきっかけで、事務所に対してマイナスの気持ちには、全くなりませんでした。
実際はそんな余裕もなく、まずは依頼者の対応をしなければという感じだったと思います。
新海理由についてあまり考えたことはないのですが、(業停時点において)7年間お世話になった事務所が業務停止なったからといって、じゃあ辞めようという気持ちにはなりませんでした。改めて在籍している理由を問われると難しいですが、辞める理由が特に見当たらないというか、事務所を業停前の状態に戻す必要もありますし、自分のスキルが多少なりともその一助になれば少しは恩返しできるのかなとも思います。一緒に働いている人たちと今後も一緒に働きたいと思います。
アディーレに入所して良かったと思うところを教えてください
山口債務整理をはじめとして、交通事故、家事事件、労働事件、いずれも簡裁代理権の範囲内、または審判申立書の作成を通じて、登記の司法書士事務所では絶対経験のできない経験、また他の債務整理事務所ではほとんど扱われていないであろう、一般民事事件の経験を積めたことでしょうか。
いまでも、当事務所所属の上嶋先生と共同で受任した案件で、僕の法廷デビュー案件となった一般消費者案件を事案解決した思い出があります。
法廷マナー、文章の書き方、証拠の出し方、反論の仕方などを直接に丁寧に指導を受けながら進めることができました。
当事務所では個人受任を受けた案件も、登記であれば、先輩司法書士、裁判であれば弁護士に、いつでも相談することができる環境にあります。
新海仕事に関しては真剣にやる必要がありますし、最低限のルールを守る必要はありますが、基本自由でフランクな職場だと思うので、そういうところが好きです。
条件面で言えば、個人の司法書士事務所と異なって会社のような感じなので、有休はきちんと取得できますし、きちんと仕事をこなせば定時で帰宅することも勿論可能です。個人事務所だと所長の意向で事実上有休が取得できなかったり、自分の仕事が終わっていても周りの人達が残っているから等の理由で残業せざるを得なかったりすることもあると思いますが、そういったことはありません。
仕事に関しても案件は十分にありますので、実務を通して専門性を高めることが自然とできます。独自のマニュアル等も多数あり、ノウハウが共有されているため、成長できるスピードが速いと思います。また、業務としては分業分担制を敷いていて、事務的なルーティーンワークを概ね事務局の方々が行なってくれるので、司法書士は司法書士のすべき業務に集中できる環境が整っています。
今後のアディーレに何を期待しますか
山口日本では、法的な悩み事を弁護士に相談するという文化が無い(そもそも悩み事が法律で解決できるかどうかを判断することすら難しい気がする)印象なので、潜在的な法的サービスを顕在化させるためには広報活動は必要不可欠だと考えています。
その意味(広報活動)では、アディーレはこの業界のトップランナーだと思っているので、引き続き、法的サービスが身近に受けられるということを周知してほしいですし、幅広いニーズに応えられるように商品ラインナップを増やしてほしいと思っています。
また期待するのではなく、せっかく採用してもらったのですから、新しいリーガルサービスをどんどん展開していき、司法書士としてそこに携わり、司法書士人生においても、付加価値をつけて、他の司法書士が経験できないような、発見をして(交通事故でいう弁護士費用特約にいち早く訴求し拡大したプロセスは感動しました。司法書士でも弁護士費用等特約を使えることをいち早く知ったので、そこで、開業してもよかったのですが(笑))、リーディングヒッターになっていきたいと考えています。
新海抽象的にはなりますが、一般の方に開かれた身近な法律事務所として機能すべく、より一層進化+深化し続けていくことを期待します! (自分も頑張ります!)