安心して業務に取り組める基盤が充実しています

弁護士
橋 優介Yusuke Hashi
経営本部 商品開発室
※掲載されている情報は2022年時点のものです

アディーレに移籍した理由

1つ目は、事務所経営を続けていくことに限界を感じたからです。
私は、アディーレに移籍するまでの1年数ヵ月間、自分の事務所を経営していました。資金的に事務員さんを雇う余裕がなく、ワンオペで経営をしていたため、郵便物の作成・発送等の事務作業をすべて自分一人で行っていました。私は事務作業がそれほど苦にならないタイプでしたが、打ち合わせや起案等に割ける時間が減ってしまうのが大きな悩みでした。

また、各種ネット広告によって集客することを目指していましたが、資金不足や立地戦略の失敗が影響し、十分な売上を立てることができませんでした。ネット集客は、「戦略×資金力」で勝負が決まってしまうものだと考えており、にわか覚えの私が到底上手くやれるはずもないと痛感しました。今後の司法試験合格者数や業界全体の動向を見越したとき、競争相手が増え続け、経営環境はますます厳しくなっていくだろうと考え、早めの撤退を決断しました。

2つ目は、アディーレでは弁護士でありながら、弁護士業務以外の業務をメインにする道があるからです。たとえば、組織マネジメント、採用、教育研修、ライター、商品開発など多岐にわたります。気難しい相談者への対応など、弁護士業務自体に疲れつつあった私の目に、アディーレは魅力的にしか映りませんでした。

アディーレの特徴

1つ目は、業務が高度に組織化・効率化されている点です。
アディーレ独自の業務システムにより、煩わしい事務作業等から解放され、弁護士として本当にやるべき業務に集中することができます。

2つ目は、教育研修体制が充実している点です。
アディーレでは、まず中途入所者も含め、3ヵ月間の研修が用意されています。研修のなかで、各取扱いサービス分野についての知識と実務的ノウハウをバランスよく身につけることができます。

言うまでもないことですが、自分一人で事務所経営をしている場合、事件処理について日常的にアドバイスをしてくれる人は誰もいません。一般的な街弁(街の弁護士)事務所に所属していれば、所長や先輩弁護士の指導を受けることはもちろん可能ですが、その弁護士の好みやクセが、本人も気づかないうちに指導内容に影響してしまっていることがあり得ます。

一方アディーレでは、各分野について詳細なマニュアルが整備されており、疑問に思ったことがあればマニュアルを参照しながら安心して事件処理を進めることができます。しかも、そのマニュアルは、事務所の共有知をまとめたものであるため、属人的な好みやクセに影響されることがありません。さらに、アディーレの業務システムを利用して、過去の事件記録や書面のデータも随時閲覧できますし、専属部署所属の弁護士が多数いるため、相談相手に困ることもありません。マニュアル等に頼らず自分の頭でもしっかり考えるべきなのは当然ですが、マニュアル、過去のデータ、先輩弁護士のアドバイス、困ったときの参照・相談先が複数あることは、安心して業務に取り組める土台となるものです。これらが充実していることはアディーレの大きな特徴であると考えます。

アディーレでの
ワークライフバランス

アディーレは、弁護士業界のなかではかなりワークライフバランスに配慮した事務所だと思います。

まず、弁護士は基本的に雇用契約で社会保険完備。独立して完全な自営業者を経験した身としては、社会保険完備のありがたみ(たとえば、将来の年金受給額が格段に変わります)を身に染みて感じています。

そして、弁護士は雇用契約のなかでも裁量労働制であり、コアタイムがなく、出退勤時間を細かく指示されることもありません。出退勤時間が自由という事務所はほかにもたくさんあると思いますが、業務委託でなく雇用契約に守られたなかで、自分の時間をコントロールしやすいという点は、アディーレの大きな魅力だと考えています。また、アディーレでは、各弁護士の担当する業務量自体が長時間労働を前提としたものではないため、平日も含めプライベートの時間を確保しやすいです。一般に、弁護士業界では、長時間労働が常態化しがちな傾向にあると思いますが、アディーレではそのようなことはありません。

もちろん、各自の意欲や関心に応じて、追加で事務所事件や個人事件に取り組むことも可能です。アディーレには、各自の仕事への価値観やライフスタイルを尊重する文化的土壌がある点が印象的です。

メッセージ

アディーレに応募・入所を検討されている方々へのメッセージ

独立開業した事務所を1年数ヵ月程度で廃業してしまうことは、私の人生のなかで極めて重大な決断でした。また、社会人経験がなく、これまで組織に所属したことがなかったため、アディーレのような大規模事務所に適応できるか正直不安なところもありました。

しかし、今となっては思い切って個人事業から早期撤退し、アディーレに移籍して本当によかったと考えています。また、前述のとおり、アディーレには各自のライフスタイルを尊重する風土があり、組織の息苦しさを感じることはありません。

仕事に重きを置いて頑張りたい人にも、プライベートを充実させたい人にも、胸を張ってアディーレをおすすめできます。新卒・中途を問わず、アディーレの空気感をぜひ肌で感じてほしいですね。まずはお気軽に説明会などにご参加いただければ幸いです。