1つのことを極めたいと転職。
恵まれた職場環境に日々感謝
※掲載されている情報は2022年時点のものです
要所要所で感じる先輩方のありがたみ
私は、家事事件部の訴訟管理課に所属し、裁判期日の管理や、書面のたたき台の作成、裁判所や依頼者の方からの問合せ対応などを担当しています。特に慎重さを必要とするのが書面の提出です。提出期限に間に合わなかった場合、こちらの主張が認められなくなるなど、依頼者の方の不利益につながる可能性があります。書面作成の進捗状況や依頼者の方とのお打合せの要否などをこまめに確認し、弁護士の先生方に指示を仰ぎながら進めるようにしています。
ときには、裁判官から、雛形にはない書面の提出や、通常と違う判断を求められて悩むこともありますが、事務員の先輩方にアドバイスを受けたり、課長や弁護士に判断を仰いだりして解決できるのは心強いですね。また、イレギュラーな事案に対し、すぐ対応策のマニュアルが共有されることも、心配なく業務に取り組める理由の一つです。そして、意外に難しいのが依頼者の方への法律用語の説明です。知識として知ってはいるものの、適切な表現が浮かばずに困ることがありますが、このような場面でもすぐ聞けてわかりやすく教えてくださる先輩方のありがたみを改めて感じますね。
大切な業務の一つに依頼者の方への対応がありますが、いつも心がけているのは「依頼者の方の不安を少しでも軽く」ということ。不貞慰謝料の請求や慰謝料減額請求の依頼者の方は、ショックや不安で精神的に追い詰められているうえに、お悩みを人に話せず1人で抱え込んでしまう方が多くいらっしゃいます。ですから、可能な限り丁寧にお話を伺うことを常に意識しています。お電話の最後で、依頼者の方から「話して気持ちがすっきりしました」、「心強いです」などと言っていただけると、とてもうれしいですね。
オンオフともに充実した環境で「人の役に立ちたい」
私は地方公務員として社会人生活を開始しました。3年~5年ほどで異動があり、そのたびにまったく新しいことを一から覚え直すという環境は、残念ながら私は向いていなかったようです。「何か1つのことを極めたい」という思いが徐々に強くなり、大学で触れていた法律に特化した仕事を目指すことにしました。最終的にアディーレに入所しようと決意したのは、事務所のキャッチコピーである「身近な法律事務所」のとおり、依頼者の方に寄り添って一緒に歩みたいと思ったからです。
入所して感じたのは、担当する案件に集中できる環境が整えられているということ。システム関係のトラブルには専門部署がすぐ動いてくれますし、上司が課員の仕事を把握してアドバイスしてくれるということは前職にはなかったので、本当にストレスなく仕事ができます。また、コールセンターが設置されており、私が受けるのは担当している案件に係る内線や外線のみ。迅速な対応が求められる書面の依頼者確認や、打ち合わせの日程調整といった弁護士からの指示事項を優先して進められるのはとても助かりますね。
勤務条件も魅力的です。服装にもネイルにも特に制限はなく、おしゃれをしつつ仕事を頑張りたい人にとって嬉しい職場だと思います。また、私はアニメが好きなのですが、池袋はアニメ関連のイベントやショップが多く、お昼休憩にコラボカフェに行けるので最高です。
オンオフともに充実した今は、「人の役に立つ」をモットーに経験を積みながら成長していきたいと考えています。法的なアドバイスはできないものの、「弁護士には言いづらいけれど、事務員さんを介してなら話せる」という依頼者の方もいらっしゃいます。表情が見えずに難しい面もありますが、お電話越しでも話しやすいと感じていただけるよう心がけ、依頼者の方と弁護士の架け橋になりたいと思っています。
塩川 真紀 の一日のスケジュール
-
09:00
メールチェック等
依頼者からのメールや弁護士からの指示を確認。依頼者からの問合わせで、弁護士の確認が必要な件については弁護士に共有します。
-
11:00
郵送業務
ミスのないように、発送先や発送方法を課内でダブルチェックしてから発送します。
-
12:00
書面作成・架電業務
書面のたたきを作成したり、依頼者の方にお電話して確認したりします。
-
13:00
裁判所への書面提出・報告
裁判所に弁護士が作成した書面の提出を行います。書面の提出後、依頼者の方にお電話やメールにてご報告します。
-
16:00
ランチ
休憩は自由な時間に取れます。私は,裁判所対応が一段落してから行くことが多いです。
-
17:00
案件の進捗確認
弁護士からの指示対応で処理漏れがないかを確認しつつ、自身が担当する案件の進捗確認を行います。書面提出が必要な案件については書類作成の進捗も合わせて確認します。
-
19:00
帰宅
メッセージ
応募者のみなさんへ
法律事務所と聞くと、「仕事内容が難しそう」とか、「専門知識を持っていないと働けないのでは」などとおっしゃる方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。私は法学部出身ですが、法律よりも政治学などが好きで、法律に係る用語については聞いたことがあるな、という程度でした。さすがに公務員試験のときは勉強したのですが、試験が終わった瞬間に抜け落ちてしまい…。でも、法律用語や専門的な知識については、入所してから勉強する機会がいくらでもありますし、業務に携わりながら少しずつ覚えていけますので、心配ありません。私のように、「何か1つのことを極めたい」と思っていらっしゃる方、ぜひ応募されてみませんか?