「事務所に連絡する決意が
できない人にアプローチする」
ライター業務
※掲載されている情報は2021年時点のものです
経歴紹介
東京大学法学部 卒業
上智大学法科大学院 卒業
司法試験合格(司法修習期 72期)
都内法律事務所2か所で勤務後、アディーレ法律事務所に入所
アディーレに入所を決めた理由
ライターの募集要項を見たとき、その業務内容に惹かれて応募を決めました。
ライターの業務は、「法律事務所に相談する前の段階で、悩みを抱えている人」に対して、弁護士ができることを説明し、一般の方が持つありがちな誤解や法律事務所に相談することへの抵抗感を解消すること。そんなアプローチがあることを知らなかった私は、まさに目から鱗が落ちる思いでした。
また、各種社会保険が整備されているなど、安心して働ける環境面も魅力的でしたが、さらに興味を惹かれたのが組織としての規模感です。ほかの事務所であれば、ライティング部門や法律研究室などは、現業を務めている弁護士が時間の合間に行うようなプロジェクト。しかしアディーレには、それぞれの担当部門を作れる組織としてのリソースと進取性があり、その点もまた入所の決め手になりました。
現在の仕事内容と仕事のやりがいについて
現在は、債務整理の記事を中心に執筆しております。記事の本数は毎月執筆目標数が設定されているので、平日の日数で割り、それを1日の目標執筆量としてこなせるように努めています。(だいたい、新しい記事を書く場合には1日1本半くらい、公開されている記事を手直しする場合には1日2本くらいになります。なお,1本あたりの文字数は4~5000字程度が目安になります。)
入所したばかりのころは、「さまざまな分野の記事を書けるようになれたら、のちのち実務に戻るとしても心強いな」と思っていました。しかし書き始めてみると、債務整理の分野だけでも、しっかりとした記事を書き上げるのは大変なことに気がつきました。というのは、法律面の正確性はもちろんですが、同時に読み手にとってのわかりやすさも大切にしなければならないからです。
そこで重要となってくるのが「読み手はどんなことで悩んでいるのか」を正確にとらえること。しかし、これがまた難しいのです。ライターとして書き始めたころに比べれば、読みやすい書き方ができるようになって嬉しい反面、まだまだこれからという部分も多いですからね。
「アディーレ」にはラテン語で「身近な」という意味がありますが、その語源のように、弁護士をより身近に感じてもらえる記事を書けることが現在の目標です。そして、ゆくゆくは債務整理の分野だけでなく、リーガルサービス全般について幅広くチャレンジしていきたいと考えています。
今後の弁護士としてのキャリアについて
当分の間は、ライターとして経験を積みたいと思っています。
弁護士の業務は、「事務所に連絡をくれた人の相談に乗ること」が中心だと思いますが、ライターの仕事は「事務所に連絡する決意ができない人にアプローチすること」です。業務を通じて、今までになかった視点で物事を考えられる機会も多く、日々新しい発見があります。また、今後現業に関わる機会があった際にも、このライターとしての経験は活かせるのではないかと思っています。というのも、「どんなWebサイトコンテンツを打ち出せば相談件数につなげられるのか」を考えることは、「相談者の方がどんな悩みを解消したいと思っているのか」を考えることと、深く関わっていると感じられるからです。
それと同時に、「読み手がどんな悩みを抱えているか」を正確に把握するためには、やはり実務上の経験も必要だと実感しています。ですので、今後は相談の研修を積極的に受けるなどして、相談者の方がどんなことで悩んでいるのかわかるようにしていきたいと思っています。
長谷川 裕子 の一日のスケジュール
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11:00
出勤
昼食までに大体1日のノルマの半分程度をこなします
*1日のノルマ:新規の記事の場合は1.5本、公開済の記事の手直しは2本が目安です(1本あたり4~5000字程度) -
15:00
一時帰宅・昼食
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17:00
出勤
午前中に終わらなかった1日のノルマの残りと過去の記事でいただいたポイントの確認を実施します
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21:00
退社
メッセージ
アディーレに応募、入所を検討している方々にメッセージ
アディーレは、仕事を自分のペースで進めたい方にとって、非常に働きやすい環境になっています。
特にライターの場合、毎月の提出本数を守れれば、基本的に勤務時間は自由です。たとえば、体調が悪い日には仕事量を減らすことができますし、反対に執筆がはかどる日はできる限り進めることもできます。
また、入所時には充実した研修が用意されているため、「ライター業務なんてしたことがない」という方でも安心です。研修後も手厚い指導やアドバイスを受け続けることができますので、不安な状態で業務を進めることもありません。私の場合、本店の徒歩圏内に住んでいることもあり、出勤して仕事をしていますが、おかげでわからないことや困ったことがあったときも、すぐに口頭でコミュニケーションを取れるので助かっています。
「アディーレ、よさそうだな」と思っている方がいらっしゃったら、説明会も頻繁に開催されているので、お気軽に参加されてみてはいかがでしょうか。