弁護士業務に専念できる環境

私は、アディーレが３つ目の事務所になります。修習が終わり弁護士として働き始めましたが、人間関係などで悩み、短い間で２つの事務所を辞めることになりました。さすがに途方に暮れましたが、新卒でアディーレに入所していた修習同期に声をかけたところ、面接を受けることができ、中途で入所しました。私がアディーレに移籍した一番大きな理由は、“研修制度の充実”です。債務整理、交通事故、家事事件、労働事件、B型肝炎について、約３ヵ月の研修があります。弁護士業務について右も左もわからないなか、実務に直結した研修は非常に魅力的に思えました。現在の業務においても、当時のマニュアルをベースに行っています。非常に役立つ研修だと思います。

アディーレに来て一番驚いたことは、弁護士と事務員との役割分担が明確になっていることでした。アディーレでは事務作業は基本的に事務員が行いますが、以前の事務所では、事務作業も弁護士がすべてやっていました。朝、パソコンを立ち上げると大量のメールが依頼者の方から届いており、その返信対応で午前中は何もできないということもありました。
しかし、アディーレではそのようなことはなく、弁護士が自分の業務に専念できる環境が揃っています。

私は、現在慰謝料請求部に所属しており、主に不貞慰謝料請求や被請求についての業務を行っております。不貞慰謝料請求は、もっともシンプルな請求権の一つであり、シンプルな請求権であるからこそ交渉力が重要となります。交渉力は弁護士として基礎となる能力です。相手方は本人である場合もありますし、代理人弁護士である場合もあります。任意交渉もありますし、訴訟もあります。さまざまな状況において、いろいろな相手方と交渉することで日々の成長を実感できます。